2009年09月19日

デルポトロの帰還

帰還シリーズ。デルポトロの巻。地元タンディルに戻ったデルポトロ。大歓迎を受けています。

市内パレード。肩にかけてる?マントのようなビニールシートのようなものはなんですかね?国旗だそうです(コメント欄参照)。失礼しました…。


「伝説のチャンピオン」とともに登場!


なんかいろいろもらってます。


スピーチするデルポトロ。海外にはこういうスペース多いんですかね。ジョコビッチやイワノビッチも似たようなバルコニーでスピーチしてました。


アルゼンチン選手として全米優勝はビラス以来ですが、彼が優勝した当時は全米はまだクレーコートでした。したがってGSハードコートで優勝した初のアルゼンチン選手ということになりますね。
posted by みるてに at 18:42 | Comment(4) | TrackBack(0) | GS2009

2009年09月16日

全米男子Final

Juan Martin Del Potro(ARG)[6] def. Roger Federer(SUI)[1] 3-6 7-6(5) 4-6 7-6(4) 6-2

まずは…デルポ、すまん!

勝てそうな気がしないなどと書いて失礼いたしました。いや、実際2セット目の序盤まではやっぱりそう思っておりました。このままじゃフェデラーの快勝だろうから会社に出勤するまでちょっと寝ようかと思ったくらいですもん……。

デルポトロ、最初はやっぱり緊張していたのかなぁ。速い攻めで深いストロークが入り始めてからは、フェデラーといえど厳しい状況に。

そしてこれまでストロークが不調だったとき、なんどとなく素晴らしいサーブで切り抜けてきたフェデラーですが、この日はあまりに1stの入りが悪すぎました。確率50%、ダブルフォルト11本はフェデラーのサービスの数字とは思えません。あと、デルポトロの調子の上がっていなかったときにもっと叩いておくべきだったような。もちろん甘く見ていたとは思いませんが、余裕の笑顔を見せていた時がありましたよね。後半は審判にクレームを付けたり、少しいらだつ様子もありました。でも振り返ればすべてのGSで決勝に進出し、2回の優勝。すばらしいです。

マッチポイント。でかいデルポトロが両手をそろえて顔を覆うところはなんかかわいい。


セレモニー。フェデラー、悔しかったでしょうが今回は笑顔が見られてよかった。デルポが「あなたみたいに勝ちたい」っていってたのがよかったです。


デルポトロはMasters1000の優勝を飛び越して先にGS優勝を実現してしまいましたね。ナダル、フェデラーを破っての優勝は立派です。SFまでセンターコートで試合をさせてもらえませんでしたが、来年からは初戦からセンターですね。アルゼンチンの選手として全米オープン優勝を果たしたのはビラス以来、GS優勝はガウディオ以来となります。

NYフォトセッション。エンパイア・ステート・ビルですね。当然背の高いデルポを意識したロケーションですな。


アルゼンチンで会見を行うデルポトロ。スペイン語です。しゃべり方は英語のときと同じかなw


ナルバンディアンもお祝い。スペイン語なんでなんていってるのかわかりませんが、キーワードに「Copa Davis」と入っているので、きっと「次はデ杯でもがんばってくれや」などといってるんでしょうかw


これで楽天オープンは全米のファイナリスト2人(GS優勝者2人ともいう)を迎えることとなりました。無事来てくれれば、の話ですけどね。そういえば腹筋を痛めたナダルはアジアツアーに参加できるんでしょうか……。

サフィンがサンプラスを破り全米オープンで優勝したのは、やはり20歳の時…ということを思い出して感慨にふけってしまいました。9年前の話です。

posted by みるてに at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | GS2009

全米女子Final

Kim Clijsters(BEL) def. Caroline Wozniacki(DEN)[9] 7-5 6-3

キムがやりましたねー! 公式戦復帰からわずか3試合です。

序盤はウォズニアッキが先にブレークし、押し気味に試合を進めていました。途中調子を上げてきたクライシュテルスがおいついたものの、再びウォズニアッキがブレークバック。5-4でサービング・フォー・ザ・セットを迎えますが、ここからクライシュテルスが猛チャージをかけ、1セット目を逆転で先取。

2セット目も勢いを持続させるクライシュテルスに、ウォズニアッキも引き離されないよう粘ります。ウォズニアッキは、ものすごい武器を持つわけでなく、いい守りとカウンターショット、考えたプレーで勝利をものにする、という男子でいうところのマレーみたいな選手ですかね。第6ゲームでクライシュテルスがブレークに成功、お互いサービスキープで迎えたクライシュテルスのサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップ。最初0−30となったものの、その後4ポイントを連取、最後はスマッシュを決め、そのままコートにうずくまりました。

勝ったキムはもちろん(絶対前よりキレイになった)、敗れたウォズニアッキも笑顔で祝福し、試合もダレることなく、SFの後味の悪さを払拭するような見ていても気持ちのいい決勝戦になりました。

もともと笑顔で人気のウォズニアッキですが、今回またファンを増やしたのではないでしょうか。サンバイザーしていないとおデコが目立つんですが、お肌もおでこもピッカピカで若い、という感じ。

表彰式後にはキムの娘さんのジェイダちゃん(でいいのかな?JADAちゃん)が登場し、この子がまたくりくりの金髪でカワイイったらない。一緒に登場したダンナもなぜかセンターコートに出てきて、いいなー。センターコートに入れてw

マッチポイントから表彰式ダイジェスト


優勝後の会見。


ウォズニアッキも。


それにしても、公式戦復帰3戦目でGS優勝です。これがクライシュテルスにとっては2度目のGS優勝ですが、彼女は同時期にエナンがいたこともあって、ランキング1位経験者だがGSは無冠という時期も長く、ようやく全米で優勝できたのは引退の前年でした(つまり彼女は自身の全米連勝記録を更新中ですね)。なかなか手にできなかったGS優勝を、引退から復帰後3試合で再び手にするとは。家庭を持ったことがいい方向に出た好例ですねぇ。SF前セレナがジョークで「彼女はママになってより強くなったわ。私も子供を産もうかしら」などといっていましたが、テニスに集中するときとテニスのことをまったく考えないときというメリハリが生まれたのが好結果の要因でしょうか。

ちょっと思いつめた感のある最近のサフィーナを思うとそのことだけにとらわれてしまうのもよろしくないんだなぁと考えさせられますね。かといって他のことに煩わされすぎて、テニスに集中できなくなるんじゃ論外ですし(イワノビッチとかそうかもしれないですねぇ)、難しいです。

彼女自身今回は来季に向けての布石だというような話をしていたと思うのですが、今の女子のレベルが…とはいわないでおきましょう。現在GSでは最強のウィリアムズ姉妹を破っての優勝ですもんね。すばらしい。東レにきてくれるといいのになぁ。

おなじみNYのフォトセッション。不審そうなJADAちゃんw
posted by みるてに at 06:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | GS2009
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